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オガタ護謨の技術レポート
水密ゴムの接着方法説明 [ 技術レポートトップへ戻る ]

接着方法説明

加硫接着
コーナー金型又は加硫用治具を用い、接着箇所を加熱・加圧して接着させる接着方法
利点(メリット) 欠点(デメリット)
最も強く、安定した接着強度が得られます。

同質のゴム系接着剤や接着シートを使用しているため接着部分の柔軟性は本体部分のゴムと変わりません。
コーナー金型又は加硫用治具が必要。
加熱・加圧の為の設備または工具が必要。




常温接着 軟質ゴム系接着
常温硬化タイプのゴム系接着剤を使用した接着方法
利点(メリット) 欠点(デメリット)
コーナー金型の無い形状の水密ゴムでも接着加工が可能であり、加熱・加圧の工程が不要です。

軟質ゴム系の接着剤を使用しているため接着部分の柔軟性は本体部分のゴムと変わりません。
加硫接着と比較すると接着強度は劣ります。






常温接着 瞬間接着
瞬間接着剤を使用した接着方法
利点(メリット) 欠点(デメリット)
コーナー金型の無い形状の水密ゴムでも接着加工が可能であり、加熱・加圧の工程が不要です。

初期接着(使用されるまでの間)は軟質ゴム系接着剤より優れています。
接着剤が硬質のためゴムの屈曲や圧縮に追随せず接着層が破壊されるために長期の使用には耐えません。

水密ゴムの製造工程 水密ゴムの組立加工説明

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